医療法人 眞仁会代官クリニック歯科

神奈川県大和市代官1-15-7代官クリニックビル3FTEL 046-205-7755

主な診療

治療シーン

当クリニックは、院長、歯科医師2名、矯正歯科医師1名で診療に従事しております。さらに、複数の歯科衛生士、歯科助手が加わり、チーム医療に取り組んでおります。治療においては、CTや歯科用顕微鏡を用いた動画撮影や口腔内撮影などを行い、より高い診断に努めております。

むし歯治療

小さな虫歯は麻酔なしで、虫歯を削り、プラスチックの詰め物による治療となりますが、大きくなって神経(歯髄)まで進行すると、麻酔をして、神経を除去する治療が必要となる場合があります。当クリニックでは、重度のむし歯においても極力歯を保存するために、CTや歯科用顕微鏡を用いて、神経(歯髄)を保存できる「根管治療」の可能性を探ってまいります。

虫歯を除去後は、虫歯の大きさによって必要な治療が異なってきます。

虫歯が浅い部位の場合
治療としては、CRと呼ばれるプラスチックの詰め物をすることが多いです。
虫歯が深い部位の場合
虫歯の除去後、詰め物を作成するために形を整え、型取りを行い、詰め物の完成、装着という、いくつかの段階が必要となります。
虫歯が深い部位から歯髄(神経)へ進行した場合
虫歯除去後に歯髄(神経)の除去も必要となります。
歯髄(神経)を除去する治療後、問題なければ歯髄があった部分に薬を詰めます。その後被せものを支えるために必要な土台を作ります。土台完成後、被せものを作成するための形を整え、型取りを行い、被せもの完成、装着という段階をとります。

根管治療

根管治療とは、重度のむし歯でも歯を残すことができる、歯を保存するための治療方法です。むし歯は、進行すると歯根にある神経までおよんでしまうことがあります。そのような場合は、歯科用顕微鏡を用い最良の器具と材料をよる「マイクロエンド(精密根管治療)」を行います。

治療シーン

マイクロエンド(精密根管治療)

無菌下での精密な治療のため、他院で「抜歯」と言われた歯も残すことができるようになり、再発の可能性が低くなります。湾曲した根管など難症例にも対応できます。保険適応外の薬剤や器具を用いますが、より精度の高い治療が可能となります。

  • 【写真:CT・レントゲン】 歯科用顕微鏡でも見つけられない根管は、CTを用いることにより、歯根や病巣を3次元的な形態で確認することができるため、正確な診断が可能となります。
    【写真:CT・レントゲン c】 【写真:CT・レントゲン b】 【写真:CT・レントゲン a】
  • 【写真:ラバーダム】治療時は歯に薄いゴムのシート(ラバーダム)を装着し、薬液の誤飲や唾液内の細菌による汚染を防ぎ、無菌下での精度の高い治療を行います。
  • 【写真:手動式根管充填器】むし歯を治療した歯根には根管充填材(MTAセメント等)を使い塞ぎます。加熱軟化させた根管充填材を手動式充填器で、3次元的に精密に施術します。

歯周病治療

歯周病は、軽度の歯肉炎症から中度、重度、とその状態によって、必要な処置や検査、治療期間が異なります。歯肉炎になると、歯肉に腫れが見られ、歯ブラシで磨くと出血しやすくなるのが特徴です。
歯肉の発赤や出血はもちろん、腫脹、膿瘍形成、歯の動揺,口臭、歯の痛みなど、症状もさまざまです。
当クリニックでは、患者さまそれぞれに担当の歯科衛生士が治療にあたります。

審美歯科

歯周治療、むし歯治療、根管治療などの終了後に「美」の視点をプラスした歯科治療を行います。機能的にも満足し、健康で美しい口まわりを目指した治療です。
「白い歯にしたい」、「歯並びをきれいにしたい」、「歯の形をきれいにしたい」、「歯茎をきれいにしたい」などの相談や悩みにお応えします。

インプラント治療

歯が抜けてしまった後や歯科での抜歯後に、ご自分の歯と同じように咬むことができるよう、インプラントを埋入する治療です。当クリニックでは、日本口腔インプラント学会専門医に依頼し、手術を行っています。

インプラントが必要な例
写真1歯を抜いて治癒を待ちの状態です。
インプラント埋入
写真2
インプラント上の被せものを作成する準備
写真3アバットメントと呼ばれる上部構造を装着します。
義歯の装着
写真4義歯の装着後、補綴治療を行います。

入れ歯

部分義歯、総義歯の調整をはじめ、修理や新製を行います(保険もしくは自費)。
口に合わせたトレーによる精密な型取りを行いますので、口腔内により適合した義歯の作成が可能です。
義歯の金属が見えることに抵抗のある方は、入れ歯の金属部分を歯や歯茎と同じ色にすることによって、口を開けたときに金属が見えないようにするノンクラスプデンチャーの義歯をおすすめします。
※ノンクラスプデンチャー=入れ歯の金属部分を歯や歯ぐきと同じ色にすることによって、口を開けたときに金属が見えないようにする入れ歯

口腔外科治療

例として、「親しらず」を取り上げます。
「親しらず」があると食べたものが奥歯に詰まりやすく、歯磨きしにくくなるため、虫歯になりやすくなります。また、腫れるなど炎症が生じやすくなります。

  • 斜めにはえている
  • 奥歯に重なってはえる

※奥歯より低い位置までしかはえてきていない場合は、手前の歯や「親しらず」自体が虫歯になりやすくなります。そういう場合は抜歯が必要となります。

予防診療/定期健診

歯の健康のためには、生涯を通じて歯をトラブルから守ることが大切です。そのためにはご自宅での正しいセルフケア、衛生士による専用器具等での口腔内管理をしてもらうことが重要となります。
当クリニックでは、専属の歯科衛生士によるカウンセリングや治療に力を入れています。

  • ブラッシング指導
  • 生活習慣(食生活・喫煙・食いしばり等についての問診)
  • 定期健診 - 1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月

小児むし歯予防プログラム

お子さまの虫歯予防にはフッ素を用いた予防が効果的です。フッ素には歯を強くする、初期虫歯の再石灰化、虫歯菌の活動を弱めるなどの効果があります。また、虫歯にならないためにはお口の中の環境を良好に維持するための習慣が大切になってきます。歯科医師、歯科衛生士がお子さまの生活習慣に合わせたプログラムをご指導し、虫歯になりにくい環境を整えます。
なお、お子さまのむし歯治療においては、より痛くない、怖くない治療を取り入れております。

矯正歯科治療

毎月1回、矯正専門医の無料相談と診療日を設けています。

小児矯正

美しい歯並び、正しい噛み合わせになるように、早くから子どもの口腔内の発育を見守ることが大切です。矯正は早く始めると、顎の成長をうまくコントロールすることが可能になり、きれいに仕上がる、抜歯する可能性が低くなる、などのメリットがあります。
逆に、顎の成長期に悪い歯並びや口に関する癖(指しゃぶりなど)を放っておくと、顎の発育が正常に行われず、顔の形などに影響が出ることがあります。
永久歯に生え変わる成長期は、歯を抜かずに歯並びを整えることも可能で、将来本格的な矯正治療を受けるよりも、簡単な装置でしかも治療費用も抑えることができます。

成人矯正

成人の方でも矯正治療は可能です。また、加齢とともに歯並びに影響が出始めるミドル世代の方も、口腔内の健康維持のためご相談ください。

  • 矯正力に対する組織の反応が遅いため、歯の移動には時間がかかることがあります。
  • 顎の骨の位置を改善しなければならない場合、外科的矯正治療が必要になることがあります。